BLCD沼ぽちゃ

BLCDの感想や男性声優さんについて

褐色陽キャ裏垢男子受け(CV小野友樹さん)にホイホイされて買ったら、面白すぎて原作も揃えていた件


人鳥ぺんぎん先生「Hate My MIA!(3)」 ドラマCD付き版を聞いた衝撃よ!



久々の小野友樹さんの新規受け出演
*1。しかもこの受けの宮たん、褐色/みんなの人気者/仕事も有能/裏アカMIAでは天使/普段は悪魔のようなヤリチンチャラ男/に見えてとんでもなく健気/高校時代から片想い/むちむち雄っぱい/感じやすい××ときたら…
オタクの夢と欲望詰め込みセットやないかい!

ちなみに三兄弟の末っ子で愛され気質だけど、好きな相手に対しては臆病で相手の幸せを願って身を引いちゃうような子(2~3巻内容)だよ可愛すぎかよおお!!デフォルメ姿のωのお口キュートだね?食べたいね?

で、そんなことごとくオタクの萌えツボをついてくる宮たんとは対照的に、攻めの舞沢といえば99%萌えポイントを外してきやがるのですが、それが笑えるし癖になるスルメのような男でした……。
最初はなんだこのモブい攻め、かっこいいと思える瞬間が一秒もねぇって思ってたのにさ…巻を追うごとにあれ…舞沢なんか良くない…?ってじわじわ味が染みてくんです…。何作ってもいにしえのホムペと化すトチ狂った色彩センスも好きだよ…♡

宮の魅力は誰が見てもわかりやすいけど、舞沢の魅力は宮(と一部の偏ったオタク)にしかわからない。正反対の二人だからこそ広く深く刺さるわらえろラブコメでした!

マイミヤって見た目だけならオタクくんと、その彼女を寝取るチャラ男みたいなのにね…全然、ほんと全然違うんですよ関係性が(◜ᴗ◝ )

 

ドラマCD各トラック解説

コミックス3巻の特装版ではありますが1巻の内容を音声化。台詞の省略はちょこちょこありますが全体で60分近くてトーク付き。

トラック1→第1話(攻めが受けの裏垢にキモいメッセ送ってるのがバレてやっそん)
トラック2→第2話(攻めの垢凍結の危機/受けリンカーンの危機)
トラック3→第3話(会社でおもちゃ編)
トラック4→第4話(堕天使♰TATSUYA♰登場編)
トラック5→最終話(急に胸きゅんBLが始まりあまりの甘さと愛おしさにオタクはしぬ)
トラック6→宮side(初めて受け視点で真相が明らかに)
トラック7→フリートーク(小野さん&田丸さん)

受け:宮/ MIA(CV小野友樹さん)

えっな裏アカ男子、褐色ギャルゆー。
余裕あふれるゆったり陽キャ口調。宮はおのゆーさんの男前スパダリボイスがつくことで、より一途で健気でかわいい素顔とのギャップが映えてギュンってなった!!!

宮の携帯の待ち受け写真とか、裏垢を始めたきっかけがいじらし過ぎてさぁ😭😭でも好きな子の前で素直になれなくて、恋人とか重くね?って言っちゃうんだ宮たん…重がられて嫌われるのが怖い…と泣いちゃうとこエンダアアアアアアアアってなった。なのに舞沢と来たら(ry

小野さんやっぱり切羽詰まったときの歪ませるセリフの読み方が𝑺𝒆𝒙𝒚ですね……。攻めよりガタイが良くて筋肉むきむきビジュは浮かびますが吐息の艶がやばい。
「とろけそう…」「うーーん、えへへ」みたいな短い台詞でもこうかはばつぐんだ!


(原作読了後追記)

原作の宮って大体いつも語尾にwついてて煽ってるんです。舞沢視点だとマウント取ってくるムカつく奴でもあるんだけど、だから裏垢の好意むきだし天使「MIA」と職場での悪魔「宮」のギャップがえぐいのだけど。

でも小野さんの演技だとTHE・良い奴感やばくて、いかにも懐広そうで、俺らの舞沢がすみません…ってなる(完全に余計なお世話)。

これ狙ってやってるんですかね?舞沢がやたら卑屈に受け取っているだけで、宮は自然体で強者として生きてて好きな子にちょっかいかけたいわんこちゃんなような……?

高校時代の元カノ横取りエピソードも、たぶん両者で認識の差が凄い。
宮は舞沢に片想いしてる訳だから、むしろ舞沢のことをふったカノを敵対視したうえでの発言なはず。なのに舞沢は好かれている自覚がなくて曲解しちゃってる。……続編も音声化希望です!!!


攻め:舞沢/タロイモ(CV田丸篤志さん)

初聞き時のメモ→「なぜ田丸氏だけ劇画調なのか、ギャグすぎる、何年BLやってるのか」
ごめんなさい!!!原作確認したら本当に劇画タッチでした!!!(人生で初めてするタイプの謝罪)

かつてなく小物臭漂うモブ攻め田丸氏。こんなに器小さくて情けない卑怯な攻め様を初めて見た!全然カッコつかないよ🤣🤣

田丸さんがよく演じるような王子様口調は封印されてて、舞沢はかな〜~~り口悪い。裏垢男子MIAにぞっこんのキモおじ構文の癖に、職場の宮に対してはつれない態度、むしろ嫌ってきます。

原作未読時の私にも劇画調が声だけで伝わったのと、カイジみたいな愉悦ナレーション*2が面白かった。田丸さんこんな振り切れたお芝居もできるんだなぁと新たな発見もあった。…でも舞沢に全く感情移入できないな、宮たんそんな変態やめてワイにしない?って思ってた矢先!!!よ!!!

高校時代のエピソードで一気に甘くなって萌えちゃった♡♡鈍ちんノンデリ野郎だけど、「お前って絶対モテないけど一部の層に需要ありそう」って宮の言葉がストンと腑に落ちました。うん…なんか必死でかわいいのよ、悔しいけど。変態だけど。

このトンデモ暴走列車の舞沢になんで田丸さんがキャスティングされたんだろう……って首捻りながら2巻読んでたら「素材の味がきちんと出てるというか…(中略)毛は処理しすぎてないくらいが丁度いい」って台詞がありまして。
ムダ毛フェチさん*3だからか!!!って納得です。※たぶん違う

 

好きなシーン

舞沢モノローグ「やっぱり明日はやめさせよう、尻にローターを入れるなど」
宮「ケツにローター入れてきちゃったw」舞沢「よしコントローラーよこせ!」(即答)のテンポ感、

おふたりともフリートークで触れていた堕天使♰TATSUYA♰のインパクト、

そして宮がめちゃくちゃ可愛くてそそる発言をした後の舞沢の失言です。どうしてそうなった。一般通過Y談おじさん?

*1:僕エデ2巻やボイコミの音声配信はありましたが、小野さんの新規受けとなると2023年1月の「ヘタレ魔王とツンデレ勇者」ぶり…?

*2:原作見たらちょこちょこ楳図かずおパロとかカイジの歪んだ顔みたいのが出てくる

*3:「吸血鬼すぐ死ぬ」で田丸さんが担当されているショットさんのあだ名。由来は彼の性癖から