ドラマCD『兎の森2』の感想です
音声入力で初めてブログ書いてみます。まとまりない独り言なので失敗したらごめんなさい。
(ネタバレ注意)
まず今井文也さん、初めてドラマCDでしっかり声を聞いたんですけどいい意味で今時の若者っぽい軽薄さがあって声もかっこよかった。
志井(攻め)の童貞卒業の相手なので、もしかすると地雷の方もいるかもしれないけど…
環(受け)が結構難しい家庭環境のいわばACなので、もしかすると志井の方まで引きずられてしまいかねない怖さがある中で、志井にとって外部の価値観を与えてくれる人生の先輩であり、恋愛アドバイザーとしても頼れるタクミさん。物語的にもからっとした風を吹き込んでくれる存在で心強かったですね。
ある意味2人と演技のタイプ、素質が違うからこそ、その異質さが良かった。チャラいけど落ち着いてて、押し付けがましくない色気が出てた。
この作品が初受けにはならないかな?脇だし。そつなく息〜って感じで意外と分量ありました。
メインの2人ですよ、本当にすべてがうまく噛み合ってるなぁって、原作のちょっと湿っぽい雰囲気や薄暗さ、思春期故の葛藤とか、性に対する嫌悪感や好奇心だったりの再現度やばない?
本当に志井と環がいるっていう生っぽさが半端なかった
やっぱ志井と環は榎木さんと山下さんじゃないとこうはならなかったなーってありがたい。
魂ってか声質から完璧でしたねー
榎木さんは、棒っていうよりかは表情に上手くリンクしない志井感が凄い。色々考えてるんだけど、その部分も含めてぶっきらぼうな淡々とした声のニュアンス。モノローグはガッツリ面白い。
環に迫ってる思春期爆発みたいなシーンでも等身大の少年らしさが出てて、共感できるし応援したくなる感じ。抑揚抑えても怖いじゃなくて可愛げあるって思えるのはやっぱり声質の利かなぁ。
トゲトゲしさはないもんね、ちょっとしか出番なかったけど志井家はお母さんも温かい。
あと環に元カノの話聞く時の「キスもしたんでしょ」って間髪入れずに身を乗り出す感じ笑っちゃった。原作だとギスギスって効果音つくとこ。志井は単純さがかわいい
意外と「見てく?」で1人でするのを環に見せつけるとこ、SE音作りもうまない?
山下さんはその時別の受けCD(なあ感)も聞いてたんですけど、環くんのひんやりした空気は格別。清純派アイドルより清純。
潔癖さというか、お母さんの歴代彼氏の呪いとか今度は自分の番じゃって恐怖とか色々あってがんじがらめになっちゃってて、性的なものに対する抑圧っぷりや志井へのガードの高さがすごい出てたなぁって
ただ、そんな清らかなものほど汚したくなるような変な気持ちにも聞いててなった。志井に無理やり迫られるシーン、嫌だって拒んでるとこめっちゃよかったなぁ。戸惑いと怯えと、嫌がってるのに声出ちゃう反応聞いて加虐心が煽られる……
そんなの思ったら悪いんだけど
あと「母さんの子供だよ俺、志井も知ってるだろ」の言い方!!!環の深淵を覗いてるようでびっくりした。こんなこと言えるんだ…否定したいけどできない魔性のみりょくがあってゾクゾクしちゃってごめん…志井もしてるから許して…(?)
志井も志井でただ欲望のまま無理強いするんじゃなくて、環のペースによりそいつつ時には悪知恵を働かせつつで…。
人を救うのってすごい難しいことだと思うんだけど、なんか、志井は別に可哀想な環を救いたいってモチベーションで動いてる訳じゃなさそうなのが良い。環の倫理ノートを見るまで現状のやばさに気づいてなかったわけだし。ちゃんとエゴ。
それでも環に惹かれて謎に噛み合ってるというか、志井なら環を別の場所に引っ張れるんじゃないかそういう力を持ってそうな子だなぁって所感です。
フリートーク感想
・1巻の収録から約2年、事前に音声は流されたらしい?けど、現場来る前にYouTubeの試聴動画聞いて予習してきてくださった榎木さん
・山下さんも前より低いとかでチューニング色々されたそう。全く同じ声は無理ですし、作中の二人も成長してて丁度良いリンクだったと思います
・榎木さんキノコ苦手だったんですね…初知り…。しいたけはキノコ感強くて苦手。エリンギはいけるようになったとのこと
・自主的にコミックス2巻予習して待ってた山下さんえらすぎる…!わたしも当時1巻聞いてすぐコミックス両方買ったから、続き気になる気持ち共感できたみたいで嬉しい笑
・エゴサの鬼らしいので、SNSでわかりやすく山下さんのこと呟くのは我慢しようと反省しました😖
もちろん修正はしたんですけど(志井が強いになったりシーンになったり)、意外と音声入力の精度高いですね。
まとまらなくても取り敢えず何か書いておきたいなって時に使えるかも。
いつも以上に読みづらい文章ですみません。私の感想なんてどうでもいいんです、御三方の演技と原作と演出すべてが素晴らしかったことだけでも伝えたくて!!!ありがとうございました。